こんにちは。
福祉用具専門相談員の秋山です。
今回も図面を作成し、福祉用具及び住宅改修が必要だと思う箇所を書き込んでみました。
例:高齢による下肢筋力低下の症状があり、歩行や立ち座りが困難。
室内移動時は杖を利用している。
※今回はトイレ内の環境調整について考えていきたいと思います。
福祉用具レンタル・福祉用具購入・住宅改修の3つに分けて紹介しています。
赤色①~③【レンタル】
緑色①~②【購入】
青色①~④【住宅改修】
【図面①】
現在トイレ内には支えになる物や掴まる箇所がない為、トイレ内での移動や立ち座りが困難。
このような環境を住宅改修により改善していきたいと思います。
①トイレのドアが開き戸になっており、扉開閉時にスペースが必要となりドアノブをまわす際にも力が必要になる。
住宅改修で引き戸に変更することによって、扉開閉がスムーズに行うことができ、スペースの確保にも繋がり移動を円滑にすることができる。
②便座正面の壁に横手すりを設置することにより、トイレから出入りの際に手の支えができ、トイレ内の移動の助けになる。躓き転倒の防止になる。
③便座左手側にL型手すりを設置する事により、トイレからの立ち座りの際や方向転換の支持物になる。
住宅改修によってご利用者本人やご家族の身体的・精神的負担の軽減に少しでも繋がるように、これからも最善を尽くしていきたいと思います。